AI主導の再編コストが膨らみ、クラウドとAIへのコミットメントの急拡大に伴って設備投資が急増する中、オラクルは世界全体の従業員のおよそ13%を削減した。
オラクルは2026会計年度に約2万1000人を削減し、世界全体の従業員数を約13%減の約14万1000人とした。AIインフラへの支出を拡大し、クラウドおよびAI事業を軸に事業運営を再編したためである。同社は年次のSEC(証券取引委員会)提出書類で、業務全体へのAI技術の導入により人員削減が生じており、今後も生じる可能性があると説明した。再編には退職金や関連費用として約18億ドルがかかり、設備投資は162%増の557億ドルに急増し、フリーキャッシュフローは237億ドルの赤字に転落した。オラクルはまた、未履行の契約義務残高が638億ドルに達し、1年前の138億ドルから増加したと報告した。このうち、OpenAIにデータセンター容量を提供する5年間・300億ドルの契約が大きな割合を占めた。今回の動きは、アマゾン、アルファベット、メタ、マイクロソフトなど他の大手テクノロジー企業も、AI関連インフラへの支出を増やす一方で人員削減を進めている流れと一致する。