イーサリアム財団、54人削減で予算約40%縮小へ

イーサリアム財団、54人削減で予算約40%縮小へ

この非営利団体は5つのクラスターに再編し、職務のおよそ20%を削減した。上級幹部の相次ぐ退任を受け、運営体制と支出の見直しを進めている。

ETH

ファクトチェック

イーサリアム財団の公式ブログ投稿「The EF's new structure」(blog.ethereum.org、2026年6月23日)は、この主張を直接裏付けている。数カ月にわたる組織再編により、スタッフは54人(約20%)削減され、分野別の5つのクラスター(Protocol、Access、User、Community、Institutional Layers)が設置された。Crypto Briefingの記事もこれらの数字を裏付けており、公式ブログを明示的に引用している。「プロトコル、アクセス、ユーザー、コミュニティー、機関向け機能」という主張の表現は、一次情報で示された5つのレイヤー名と正確に一致する。

参考:12
要約

イーサリアム財団は、数カ月にわたる再編を完了し、組織をProtocol、Access、User、Community、Institutionalの5つのドメイン別クラスターに加え、オペレーションおよび経営支援チームへ再構成したと発表した。これに伴い、54職分、全体の約20%に当たる人員を削減した。同財団は、この刷新が「自己主権のスケーリング」を支えると同時に、組織をよりスリムで重点志向にすることを目的としていると説明した。これとは別に、ヴィタリック・ブテリン氏は、同財団が今年の予算を約40%削減し、財務計画の下で残存資金の年間支出を約15%から、2030年以降は約5%を目標とする形へ移行する方針を示した。今回の変更は、同財団で上級幹部の退任が相次いだ局面の後に実施された。

用語解説
  • 自己主権: 中央集権的な仲介者を介さずに、資産、アイデンティティ、参加をユーザー自身が管理すること。
  • マルチクライアント・アプローチ: 単一の実装に依存せず、複数のソフトウェアクライアントを用いてレジリエンスを確保すること。
  • ゼロ知識証明: 基礎となるデータを明らかにせずに、情報を検証できるようにする暗号技術。