
S&Pグローバルの速報値によると、工場活動は予想を上回る伸びを示し、サービス業も改善した一方、中東紛争に伴うコスト上昇の中で製造業の雇用は6年ぶりの低水準に落ち込んだ。
米国の製造業活動は6月も拡大した。S&Pグローバルの製造業PMI速報値は5月の55.1から55.7に上昇し、ロイター予想の54.8を上回った。上昇の背景には、供給不足や価格上昇を回避するために企業が発注を前倒ししたことがあった。サービス業の活動も改善し、サービス業PMIは50.7から51.3に上昇。これを受け、製造業とサービス業を合わせた総合生産指数は51.5から52.2に上昇した。生産活動が強まる一方で、中東紛争に伴うコスト上昇を受け、工場雇用は6年ぶりの低水準に低下した。