
同委員会は、カルシとポリマーケットに対するケンタッキー州の訴訟と、予測市場の手数料に課す全米初の税の差し止めを求めており、イベント契約に対する連邦の統制を巡る複数州の争いが深まっている。
米商品先物取引委員会(CFTC)は、カルシとポリマーケットに対するケンタッキー州の執行措置の停止と、予測市場の取引手数料に新設された14.25%の物品税への異議申し立てを目的として同州を提訴した。いずれも、商品取引所法の下でイベント契約に関する同委員会の専属管轄を侵害していると主張している。6月23日付の訴状では、ケンタッキー州、アンディ・ベシア知事、ラッセル・コールマン司法長官、歳入局のトーマス・ミラー長官、ケンタッキー競馬・ゲーミング公社を被告に挙げ、州の予測市場法を違憲と宣言し、その執行を禁じるよう裁判所に求めた。提出は、コールマン司法長官がフランクリン巡回裁判所でカルシとポリマーケットを提訴し、両社がケンタッキー州で違法なスポーツブックを運営していると非難してから6日後だった。カルシの訴訟ではコインベース、ロビンフッド、ウィーブルも被告に含まれ、ポリマーケットの訴訟では虚偽かつ誤解を招く広告があったと主張している。ケンタッキー州は、カルシの2025年の契約取引高230億ドルの89%がスポーツ賭博に由来すると述べた。裁判所の判断は、スポーツ予測市場が連邦のデリバティブ規制監督に含まれるかどうかで割れており、ポリマーケットがミシガン州での不利な判断を第6巡回区控訴裁判所に控訴する一方、ニュージャージー州とアリゾナ州の他の裁判所はプラットフォーム側により有利な判断を示している状況で下される。CFTCが州の規制強化に対する対抗姿勢を強め、業界団体も別途ケンタッキー州の手数料制度に異議を唱えるなか、この争いは予測市場における連邦法優越の中心的な試金石になりつつある。