
AIチップメーカーの同社は、投資家が利益率ガイダンスを誤解したとし、IPO時に示した計画をなお上回っていると説明した。一方、段階的なロックアップ解除日程とデータセンター拡張圧力も投資家の注目材料となっている。
セレブラス株は、上場企業として初の決算発表後に急落した。売上高は力強く伸び、調整後損失も市場予想を大幅に下回ったものの、市場は粗利益率見通しの弱さに注目した。AIチップメーカーの同社は第1四半期売上高が1億9340万ドルと前年同期比92%増となり、調整後純損失は250万ドルと、3675万ドルの損失予想を大きく下回った。株価は時間外取引で約11%安の201.55ドルとなり、プレマーケットでは約14%安が示唆された後、第1四半期のコア粗利益率47%に対し通期見通しが38%〜41%であることを投資家が消化する中、決算後には17%下落した。アンドリュー・フェルドマン最高経営責任者(CEO)は、投資家が見通しを誤解しており、セレブラスはIPO前後に示した計画を上回って推移していると述べた一方、主要顧客から設備を借り戻す必要があるため、利益率の改善は一直線には進まないとも指摘した。投資家はまた、今週に約2800万株のクラスA株が売買可能となる段階的なロックアップ解除日程にも注目している。さらに同社は、許認可手続きや地域住民の反対で拡張が遅れる可能性がある中でも、データセンター能力の増強圧力に直面し続けている。