ラウンドヒルとT-REX、CboeでDRAMの2倍ロングETFを上場

ラウンドヒルとT-REX、CboeでDRAMの2倍ロングETFを上場

RAMファンドは1口24ドル前後で取引を開始した。マイクロンの決算と活発なオプション取引を背景に、AI相場に連動するメモリーチップの価格変動へのレバレッジ型エクスポージャーを求める投資家需要が強まっている。

ファクトチェック
Roundhill Investmentsの公式ETFページは、Roundhill T-REX 2X Long DRAM Daily Target ETF(RAM)が2026年6月24日にCboe BZXで上場し、Roundhill Memory ETF(DRAM)に対する日次2倍のレバレッジ・エクスポージャーを提供していることを確認している。BusinessWireのプレスリリースはT-REXとRoundhillの提携を確認しており、CNBCはMicronの決算発表と活発なオプション取引に合わせた立ち上げであったことを報じている。CryptoBriefingの記事も、上場日と取引所を裏付けている。発行体(RoundhillおよびT-REX/REX Shares)、DRAMに対する2倍ロング型の仕組み、Cboe上場、Micronの決算とオプション取引の文脈という主張の各要素はいずれも裏付けられている。唯一確認できていない細部は、おおよそ24ドルという正確な寄り付き株価であり、もっともらしい水準ではあるが、主要ソースでは明示的に確認されていない。
要約

ラウンドヒル・インベストメンツはT-REXおよびタトル・キャピタル・マネジメントとともに、2026年6月24日に「Roundhill T-REX 2X Long DRAM Daily Target ETF」を立ち上げ、ティッカーRAMとして上場した。マイクロン・テクノロジーが株式・オプション市場のトレーダーの焦点となる中、Roundhill Memory ETFのレバレッジ版を追加した格好である。アクティブ運用の同ファンドは、ティッカーDRAMのRoundhill Memory ETFの日次パフォーマンスの200%を目指し、1口24ドル前後で取引を開始した。 立ち上げの背景には、人工知能需要に連動する変動の大きい半導体取引に投資家資金が集まっていることがある。新たな報告によれば、DRAMは4月の設定以来3カ月足らずで22億ドル超を集め、価格は2倍超に上昇した。一方、マイクロンは水曜夜に決算発表を控えていた。市場参加者はマイクロン株の10%の値動きを織り込んでおり、インプライド・ボラティリティは111と、サンディスクと並んでS&P500で最高水準とされた。バークレイズの株式タクティカル戦略チームは、レバレッジETFに関連する日次のリバランス資金フローが恒常的に20億ドルを上回っているとし、こうした商品が主要イベント前後の相場変動を増幅し得ることを示した。 既存トピックで引用されたSEC提出書類によれば、RAMの年率総経費率は1.50%、2027年9月30日までの年率純経費率は1.25%で、現時点では同ファンドのオプション取引はない。

用語解説
  • 2倍レバレッジETF: 参照資産または参照ファンドの日次リターンの2倍を提供するよう設計された上場投資信託。
  • インプライド・ボラティリティ: トレーダーが証券価格の変動幅をどの程度見込んでいるかを示す、オプションに基づく指標。
  • リスクリバーサル: プットの売りとコールの買いを組み合わせ、強気または弱気の見方を表現するオプション戦略。