
同社はミュンヘンの展示会で、家庭用蓄電、液冷式の商用システム、大型案件向けの太陽光モジュールと蓄電製品を紹介し、宇宙用途の太陽光発電製品も打ち出した。
Risen Energyはミュンヘンで開催されたIntersolar Europe 2026で、住宅、商業・産業用途、大型案件向けのエネルギー用途を横断する「Full-Stack Risen」戦略を披露した。欧州顧客向けに、太陽光発電、蓄電池、エネルギー管理の一体提供が一段と強まっていることを示した。 住宅向けでは、積み重ね可能なNoorシリーズESS、Hifzバッテリーモジュール、Veltaハイブリッドインバーターを展示した。Risen Energyによると、Noorシリーズは太陽光充電、蓄電、管理を統合し、容量は10-25 kWhで、ミリ秒レベルのUPS切り替えに対応する。一方、HifzシリーズはIP65保護等級を備え、5-20 kWhまでモジュール式で拡張できる。さらに、地域の電力料金に基づいて充放電戦略を自動化するRisen Cloud連携のエネルギー管理も強調した。 商業・産業用途では、液冷式ESS「iCon」を出展した。設置面積は1.6平方メートルで、自社開発の4Sシステム、9層の保護、パックレベル監視を採用し、AIベースの診断によって停止時間の削減と運用効率の改善を狙うとした。 大型案件向けでは、定格740 W超のHyper-ion Proモジュールを前面に押し出した。両面発電効率は90%±5%、温度係数は-0.24%/°Cで、90%超の保持率を伴う30年保証を付けるという。あわせて、836 kWhのeFlexと6.26 MWhのeTron 3.0 Proも展示した。eTron 3.0 Proは効率99.3%のSiC PCSを採用し、-30°Cから55°Cで稼働可能とした。さらにRisen Energyは、70 μmの超薄型ウエハーを用いて衛星打ち上げ時の重量を抑えつつ耐放射線性を維持する、低軌道向け製品「Risen Flex Nova(pHJT)」も披露した。