
米国の現物ビットコインETFと現物イーサリアムETFは、ハイテク株主導のリスク回避圧力や継続的なファンド解約、仮想通貨市場心理の悪化を背景に、ビットコインが6万ドルを下回る中で日次の資金流出が続いた。
SoSoValueによると、現物ビットコインETFは6月23日に純流出額が1億1400万ドルとなり、4営業日連続の資金流出となった。一方、現物イーサリアムETFも8235万1000ドルの流出となり、4日連続の純流出を記録した。ETFの軟調は、ビットコインが4%超下落して一時5万9023.98ドルまで下げ、2024年10月10日以来の安値を付けた局面で起きた。今年に入り6万ドルを下回ったのは3回目である。より広範な資金フローデータも投資家の慎重姿勢が続いていることを示した。米国のビットコインETFは過去30日間で64億ドルの流出となり、過去最大の流出局面となった。今週もこれまでに1億8200万ドルが流出しており、先週の2億3300万ドルの流出に続いた。仮想通貨ファンド全体でも週間純流出額は1億1600万ドルとなり、複数週にわたる解約の流れが続いた。ビットコインETFの総資産は昨年末の約1130億ドルから775億ドルへ減少した。