
金地金は2025年11月以来初めて4000ドルを下回った。ドル高に加え、米連邦準備制度のタカ派的な見方や米成長見通しに関する発言が圧迫要因となる中、投資家はPCEインフレ指標を注視した。
6月25日の金相場は軟調な地合いが続き、2025年11月以来初めて1オンス当たり4000ドルを下回って取引・清算され、7カ月超ぶりの安値圏にとどまった。GMT0043時点の現物金は0.4%安の1オンス3985.89ドル。8月渡しの米金先物の中心限月は0.2%安の4001.60ドルとなり、その後は3.4%安の3990.30ドルで清算し、11月上旬以来の安値終値を付けて4日続落となった。アナリストは、米ドル高、米連邦準備制度の一段の引き締め観測の高まり、さらにスコット・ベッセント財務長官が年末までにGDP成長率3%への回帰を示した発言を、利回りを生まない金の重荷になった要因として挙げた。投資家は追加の政策手掛かりを得るため、米個人消費支出(PCE)統計を待っていた。