韓国、トークン証券を資本市場改革の大枠に組み入れ

金融委員会はトークン化証券を、決済の迅速化、取引時間の延長、AI活用の拡大と結び付けている。決済ロードマップは10月までに策定され、トークン証券制度は2027年2月の施行が見込まれる。

要約

韓国の金融委員会は、トークン証券を独立したデジタル資産政策として扱うのではなく、より広範な資本市場改革の課題に組み込んでいる。この施策には、決済の迅速化、取引時間の延長、AI活用の拡大が含まれ、決済ロードマップは10月までに示される予定である。韓国証券預託院は2026年末までに、非上場株式と少額投資商品向けの店頭決済システムを構築する計画であり、トークン証券制度は2027年2月に発効する見通しである。この計画は、ブロックチェーン基盤の証券インフラが、より広範な市場近代化の一環として、主流の取引制度やポストトレード改革と並行して整備されていることを示している。

用語解説
  • トークン証券: ブロックチェーン基盤のデジタルインフラを用いて発行、または表章される証券。
  • 決済ロードマップ: 取引の決済システムや決済期間をどのように高度化するかを示す計画。
  • 店頭決済システム: 公設取引所の外で運営される店頭市場における取引を完了させるためのインフラ。