CaplightがシリーズAで1600万ドル調達、ブラックロックとFin Capitalが主導

今回のラウンドでは、ブラックロックとUBSインベストメント・バンクが戦略投資家として加わり、Caplightのプライベート市場向けデータプラットフォームとセカンダリー市場の取引ワークフロー拡大を目指す。

要約

Caplight Technologiesは、ブラックロックとFin Capitalが主導する1600万ドルのシリーズA資金調達を完了した。LEAP Global Partnersが新たな共同リード投資家として加わり、UBSインベストメント・バンクも戦略的に参加した。サンフランシスコに拠点を置く同社によると、調達資金はプライベート市場データと、調査・取引向けのエージェント型ワークフローの拡大に充てる。 Caplightは、ベンチャーセカンダリー市場のデータとプライベート市場インフラに特化したプラットフォームを運営している。同社によると、システムには10万件の企業・投資家プロファイル、4兆ドルの資金調達ラウンドデータ、3000億ドル超の独自セカンダリーデータ、日次50億ドル超のリアルタイム取引フローが含まれる。顧客が合計で52兆ドル超の資産を運用しており、同プラットフォームにはインターフェース、API (Application Programming Interface)、MCPサーバー経由でアクセスしているという。 今回の出資により、AladdinやPreqinを含むブラックロックのプライベート市場およびテクノロジーのエコシステム全体で、将来的な協業に向けた枠組みも整う。Caplightによると、プライベート市場は過去3年で12兆ドル超の資産クラスへと拡大しており、より良質なデータ、透明性、セカンダリー市場の流動性に対する需要が高まっている。

用語解説
  • ベンチャーセカンダリー市場データ: ベンチャー出資を受けた企業の既存持ち分の売買に関する市場情報。
  • セカンダリー市場の流動性: 企業のエグジットを待たずに、既存のプライベート市場保有資産をより容易に売買できる能力。
  • エージェント型ワークフロー: ソフトウェアエージェントを活用し、調査や取引業務の自動化を支援する技術主導のプロセス。