DeFiのTVLが2026年に39%減少、損失は9億4200万ドルに

DeFiのTVLが2026年に39%減少、損失は9億4200万ドルに

CryptoRankによると、DeFi(分散型金融)の預かり資産(TVL)は6カ月連続で減少し約700億ドルとなった。アービトラム、イーサリアム、ソラナが大幅な落ち込みを記録する一方、増加したのはTRONとHyperliquidのみだった。

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ファクトチェック
この主張は、発信元であるCryptoRankのレポート「DeFi(分散型金融)の預かり資産(TVL)は流出が続く、2026年の下落傾向が継続」と公式Xアカウント@CryptoRank_ioの投稿で直接確認できる。両者とも、年初来で39%減少して約700億ドルとなり、2026年は毎月預かり資産(TVL)が減少しているとしている(6月下旬時点で6カ月連続の月次減少)。チェーン別データでも、イーサリアム(-43.0%)、ソラナ(-40.5%)、アービトラム(-55.3%)の大幅な減少が確認され、上位10チェーンで増加したのはTRON(+5.0%)とHyperliquid(+6.7%)のみである。約9億4200万ドルのハッキング被害額(121件)という数字も一致している。CryptopolitanとCointelegraphも、これらの数値を独自に裏付けている。矛盾する証拠は見当たらない。
要約

CryptoRankによると、DeFi(分散型金融)の預かり資産(TVL)は6カ月連続で減少し、2026年1月の約1150億ドルから約700億ドルへと、約450億ドル縮小した。この後退は仮想通貨市場全体の売りに連動したもので、さらに過去最多水準のエクスプロイト被害がオンチェーン金融への信認を一段と損なった。報告書では、2026年に6月下旬までで121件のセキュリティー事故が発生し、損失額は約9億4200万ドルに達したとしている。第2四半期だけで85件の攻撃が発生し、盗難額は約7億7500万ドルだった。TVL上位10チェーンでは、約5%増のTRONと約7%増のHyperliquidだけが成長を記録した一方、アービトラムは55.3%減の13億ドル、イーサリアムは43%減の389億ドル、ソラナは40.5%減の49億3000万ドルとなった。

用語解説
  • DeFi: 従来の仲介機関を介さずに機能する、貸し出しや取引などのブロックチェーンベースの金融サービス。
  • total value locked: プロトコルまたはブロックチェーンの分散型金融アプリケーションに預け入れられている仮想通貨資産のドル建て総額。
  • perpetual futures: 満期日がなく、トレーダーがレバレッジを使って資産価格を予想できるデリバティブ契約。