同社は、6 kWhのNex E6000、小型のNex E6000H、太陽光発電向けのNex P2800 Proを披露し、省スペース設計、プラグアンドプレイの設置、家庭のエネルギー使用の最適化を目的としたソフトウェアを強調した。
SAMDUOはアムステルダムで開催した製品発表イベントで、家庭用蓄電システム「Nex」シリーズを発表した。オランダのネットメータリング制度が終了に近づく中、同シリーズを家庭が太陽光発電への投資を守る手段として訴求した。発表の中心となったのは、Red Dot Design Award受賞のNex E6000、小型のNex E6000H、Nex P2800 Proであり、同社は欧州の住宅向けにより薄型化したフォームファクター、拡張可能な蓄電容量、ソフトウェア主導のエネルギー管理を打ち出した。 Nex Eシリーズは、6 kWhの容量と2,600 Wの双方向AC電力を備え、800 Wの系統適合出力とオールインワンのプラグアンドプレイ設計を採用する。SAMDUOによれば、このシステムは単一の6 kWhユニットから始めて、最大15台を接続することで90 kWhまで拡張できる。Nex E6000は3 mmの強化ガラス製フロントと11.9 cmの薄型プロファイルを備え、Nex E6000Hは同等の出力性能を、家庭内の使われにくい隅に設置できる23 Lのコンパクトな筐体に収めた。 同社によると、製品群全体はSAMDUO Intelligenceエコシステムで駆動されており、変動する電力価格、天気予報、時間帯別使用パターンを活用して24時間のエネルギープランを自動生成する。このソフトウェア群には、PVシステム、バッテリー、スマートメーター、家電をリアルタイムで連携させるPowerMeshと、セルレベルで2層の自動安全警告システムを備えた安全フレームワークのDuoShieldが含まれる。太陽光発電の活用を重視する用途向けには、Red Dot Award受賞のNex P2800 Proが、4系統の独立MPPTにまたがる3,600 WのPV入力、内蔵2,400 Wインバーター、最大5台の積み重ね可能なバッテリーによる2.73 kWhから16.41 kWhまでのモジュール式拡張、さらに800社超のエネルギープロバイダーと直接互換性を持つOpen APIを備えると同社は説明した。 SAMDUOのゼネラルマネージャーであるKallen Lee氏は、家庭が電力をいつ蓄え、いつ使うかについて、より大きなコントロールを得られるようにすることが狙いだと述べた。同社によると、Nex E6000とNex E6000Hの価格はVAT込み1,999ユーロである。