
スペインのCNMVは、無認可の仮想通貨企業に対し6月末までに事業縮小を終えるよう求め、期限延長は認めないとした。バイナンスなどのプラットフォームは認可取得か、EU市場からの秩序ある撤退のいずれかを迫られている。
バイナンスはポーランド、イタリア、スペイン、フランスの顧客に資金引き出しを求め、EUの仮想通貨市場規制「MiCA」に基づく認可を期限までに取得できなかったことから、7月1日以降はEU顧客へのサービス提供を停止すると通知した。この動きは、バイナンスがギリシャでMiCA認可申請を取り下げたことに続くものであり、スペインの市場監督当局CNMVが、移行期間中に無認可のままの仮想通貨企業に対する期限延長や適用除外は認めないと表明したことを受けたものである。CNMVのカルロス・サン・バシリオ委員長は、バイナンスを含むプラットフォームに対し、6月末までに認可を取得するか、EU市場から秩序ある撤退を進める必要があると述べた。当局は投資家保護と規制順守を確保するため、顧客資産や現金がどのように移管されるかを監視している。