HiTHIUM、欧州で8時間対応6.9MWhのBESSとARKVOLTブランドを発表

HiTHIUM、欧州で8時間対応6.9MWhのBESSとARKVOLTブランドを発表

HiTHIUMとTurbo Energyは、戦略的提携の締結段階から前進し、HiTHIUMのハードウエアとTurbo EnergyのAIベース最適化プラットフォームを組み合わせた、欧州15拠点・366MWhの産業用蓄電プロジェクトの導入に移行した。

ファクトチェック
いずれの主張要素も、HiTHIUM自身のPR Newswireリリースで確認できる。Smarter E Europe 2026に関するリリースでは、∞Power 6.9MWhの8時間対応BESSと住宅向けブランド「ARKVOLT」の発表を確認できる。2本目のリリースでは、15の産業拠点にまたがるHiTHIUM/Turbo Energyの366MWh導入を確認でき、HiTHIUMのハードウエアとTurbo EnergyのAI最適化プラットフォームを組み合わせたもので、2025年の戦略合意から発展した取り組みである。独立系ソースであるGlobeNewswireやInvesting.comも、366MWh・15拠点の数値とNASDAQ:TURBの関与を裏付けている。
要約

HiTHIUMは、The Smarter E Europe 2026で発表したTurbo Energy, S.A.との戦略的提携を発展させ、欧州の大手産業グループが保有する15の産業拠点にまたがる、稼働中の366MWhの蓄電導入案件へと進展させた。Intersolar Europeで共同発表された同プロジェクトは、HiTHIUMの6.25MWhコンテナ型システムと1,175Ahの4時間対応LFP電池に、Turbo EnergyのAIベースのエネルギー最適化プラットフォームを組み合わせたもので、TurboのソフトウエアがHiTHIUMの電池システムに統合された初の事例となる。HiTHIUMによると、これまでに21基のコンテナを納入済みである。 今回の進展は、欧州展開を加速するHiTHIUMにとって実行面での節目となる。これには、6月23日から25日にミュンヘンで開催されたThe Smarter E Europe 2026で発表した、∞Power 6.9MWhの8時間対応長時間蓄電システム、∞Power 1022.72kWh液冷式C&Iキャビネット、そして住宅用蓄電ブランドARKVOLTの投入も含まれる。同社は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い高まる欧州の系統柔軟性ニーズを軸に蓄電ポートフォリオを位置付けている。一方、Turbo Energyとのプロジェクトは、ソフトウエア定義型エネルギーインフラを通じて、電力多消費型の産業需要家が運営コスト、電力価格の変動、系統不安定性に対応できるよう支援することを目的としている。

用語解説
  • BESS: バッテリーエネルギー貯蔵システム
  • LFP: リン酸鉄リチウム。定置用蓄電で広く使われる電池化学。
  • C&I: 商業・産業向け