ZTT、Intersolar Europe 2026で欧州の蓄電案件を締結

同社は、ミュンヘンの展示会で受注、MoU、長期枠組み契約を締結し、ハンガリー、ブルガリアおよび欧州全域での事業展開を拡大したとした。

要約

江蘇中天科技(ZTT)は、ミュンヘンで開催されたIntersolar Europeを活用し、太陽光発電、蓄電、水素にまたがる技術を披露するとともに、一連の欧州商業契約を締結したと発表した。同社は、2026年6月23日から25日にかけての同イベント期間中、ブースC3.480で産業チェーン全体をカバーする「New Energy+」ソリューションを紹介したとした。 展示会初日には、電力インフラ、太陽光マイクログリッド、蓄電、グリーン水素統合、ESG(環境・社会・ガバナンス)サステナビリティーをテーマとする5本の基調講演を実施した。これらのセッションでは、最新技術とグローバル展開の実績の双方を示したとしている。 また同社は、ハンガリーの顧客2社と業務・産業用(C&I)蓄電キャビネットの受注契約を締結したとした。現地エネルギー企業2社との協力により、地域のC&I蓄電プロジェクト展開の加速、今後の一括納入の支援、現地エンドユーザー市場での長期的な協業深化につながるとしている。 ハンガリー以外でも、欧州の現地エネルギー企業1社と蓄電ディストリビューション提携を結び、ブルガリア最大の変電所EPC(設計・調達・建設)請負業者と長期枠組み契約を締結したほか、欧州のEPC企業とその子会社、ならびに国際的な電力エンジニアリング企業と、C&I蓄電製品に関するMoU(拘束力のない予備的協力合意)を交わした。同社は、これらの契約を欧州の蓄電分野で市場シェアと存在感を拡大する広範な取り組みの一環と位置付けた。

用語解説
  • 太陽光マイクログリッド: 太陽光発電を活用した地域分散型の電力ネットワーク
  • C&I蓄電: 商業・産業向けの蓄電池システム
  • EPC: 設計・調達・建設を担う請負業者