
半導体株と米株指数が下落し、資金フローは流出超に転じた。OpenAIのIPOが来年、遅ければ2027年までずれ込む可能性が報じられ、ソフトバンクは大幅安となった。
OpenAIの上場時期を巡る不透明感が投資家心理を冷やし、アジアと米国でAI関連株が売られた。ソフトバンクや半導体株が打撃を受け、米国株の週間下落にもつながった。ソフトバンクグループは東京市場で約13%下落し、日本の主要株価指数は4%超下落、韓国のKospiはほぼ6%下げた。米国ではテクノロジー株が先物から現物取引にかけて軟調となり、フィラデルフィア半導体株指数は約4.7%〜5%下落、VIXは8.91%上昇した。CNBCは、OpenAIがIPOの日程をまだ定めておらず、上場は来年まで遅れる可能性があると報じた。一方、ニューヨーク・タイムズが引用した先行報道では、最短でも2027年が視野とされていた。さらにブルームバーグは、半導体株安が利下げ懸念の後退を打ち消す中、バンク・オブ・アメリカが米国株から85億ドルの資金流出を確認したと報じた。これは3カ月ぶりの流出超である。