シースパン、脱炭素化と安全性の進展を示す2025年サステナビリティ報告書を公表

海運資産の保有・運営会社である同社は、2025年1月1日から2025年12月31日までのESG実績を対象に、デュアルフューエル船隊の拡大、人材施策、ガバナンス面の取り組みを盛り込んだ報告書だとした。

要約

シースパン・コーポレーションPte. Ltd.は2025年サステナビリティ報告書を公表し、2025年1月1日から2025年12月31日までの期間における環境・社会・ガバナンスの優先課題全般での進展を詳述した。同社は、船舶効率への継続投資、デュアルフューエル船隊の拡大、訓練と説明責任に支えられた安全性向上、従業員の福利厚生と多様性に関する施策、さらに倫理的行動、サイバーセキュリティ、サプライチェーンのデューデリジェンスへの注力強化を強調した。会長兼社長兼CEOのBing Chen氏は、地政学的な不確実性、規制の複雑化、急速な技術変化が進む中でも、シースパンは目標達成に注力し続けるとともに、国連グローバル・コンパクトの10原則への支持を継続したと述べた。シースパンは、サステナビリティが引き続き長期戦略の中核にあるとし、継続的な投資、イノベーション、業界連携を通じて目標達成を目指す方針を示した。2026年3月31日時点の運航船隊は、未引き渡しの新造船を含むプロフォーマベースで247隻、全面的な引き渡し完了ベースの総積載能力は約250万TEU(20フィートコンテナ換算)であった。

用語解説
  • デュアルフューエル船隊: 2種類の燃料で運航できるよう設計された船舶群。
  • サプライチェーンのデューデリジェンス: 供給業者のリスクや法令順守を評価するための確認作業。
  • TEU: コンテナ輸送能力を示す標準単位。