マイクロン株が15%急騰、AI向けメモリー需要で四半期売上高346%増

力強い業績見通しを受けてマイクロンの上昇相場は続き、時価総額はメタを上回り、一時テスラに迫った。AI主導のメモリーチップ需要が半導体業界を再構築していることが浮き彫りとなった。

要約

マイクロンの好調な四半期決算と業績見通しを受け、AI需要を追い風とするメモリーチップ大手の上昇基調が続いた。株価は18.4%上昇して1,236ドルとなり、時価総額は約13億9800万ドルに拡大し、メタ・プラットフォームズを上回り、一時テスラに迫った。同社によると、顧客はメモリーチップ供給を確保するため220億ドルを確約しており、直近の大幅な増収と市場予想を上回る利益を受けて投資家心理を一段と支えた。マイクロンは5月26日に初めて時価総額1兆ドルを突破し、AIインフラ向けの巨額投資が高帯域幅メモリーなど先端メモリー製品の需要を押し上げ続けるとの見方から、巨大半導体銘柄の一角に加わった。AI基盤整備における同社の役割は、大規模言語モデルの学習と展開時に高性能プロセッサーへデータを絶えず供給する高速メモリーの提供にある。

用語解説
  • 高帯域幅メモリー: AIなど高負荷のコンピューティング用途向けに、極めて高速にデータを移動できるよう設計された積層型メモリーの一種。
  • DRAM: コンピューティングシステムで一時的なデータ保存に用いられる動的ランダムアクセスメモリー。