レッドロブスター債権者が提訴、20ドル食べ放題エビ巡りタイ・ユニオンを訴え

株主は、旧支配株主が2023年の販促策と関連するエビ供給契約を主導し、2024年の破綻前にレッドロブスターの財務が悪化する中でタイ・ユニオンに利益をもたらしたと主張している。

要約

レッドロブスターの株主が旧支配株主タイ・ユニオンを提訴した。水産大手のタイ・ユニオンが、「Everyday 20ドル Ultimate Endless Shrimp」販促策と関連する供給契約を通じて価値を引き出す一方、外食チェーンの財務状況を悪化させたと आरोपしている。5月にフロリダ州オレンジ郡で提起された訴訟によると、タイ・ユニオンは長年季節限定だったこの企画を2023年に恒常メニュー化するよう働きかけるとともに、自社をレッドロブスターのエビ独占供給業者にしようとしたという。株主は、これにより同チェーンが販促策で赤字を計上し、店舗でエビ不足に陥った後、今度は過剰在庫を抱える結果になったと主張している。訴状では、このキャンペーンが当該販促策に関連する四半期1100万ドルの損失の一因となり、レッドロブスターの財務が悪化し始めた後も拡大されたとしている。レッドロブスターはその後、価格を20ドルから22ドル、さらに25ドルへ引き上げた後、2024年にこの企画を終了した。同チェーンは厳しいマクロ経済環境と外食業界での競争激化にも直面し、2023年9月にはフォートレス・インベストメント・グループからの2億7500万ドルのタームローンで債務不履行に陥っており、2024年5月に米連邦破産法11条の適用を申請した。株主は数百万ドル規模の損害を受けたとして、タイ・ユニオンの圧力でレッドロブスターが締結させられたとする2023年の約3200万ドルの取引取り消しを求めている。レッドロブスターは約130店舗の閉鎖と本社スタッフの約10%削減を経て、2024年9月に破産手続きから脱した。その後、食べ放題エビを期間限定で再導入した。

用語解説
  • チャプター11: 企業が事業を継続しながら再建を進めることを可能にする米国の破産手続き。
  • タームローン: 元本額と返済スケジュールがあらかじめ定められた融資。
  • エビ独占供給業者: 外食チェーンに対するエビの供給を1社のみが担う取り決め。