MSTRと変動金利型永久優先株STRCが下落する中、マイケル・セイラー氏はストラテジーの資金調達モデルを擁護した。ビットコインは5万8000ドルまで下落し、資金繰り圧迫や配当原資を巡る精査が強まっている。
ストラテジーの普通株と変動金利型永久優先株STRCは52週安値を付けた。マイケル・セイラー氏は、同社が引き続きビットコイン、規律ある資本配分、信用力、長期的な価値創出に注力していると述べた。売りは同社の資金調達モデルへの圧力を一段と強めている。MSTRは過去最高値から80%超下落し、STRCは額面100ドルに対して74ドル近辺で推移。株式のmNAVは1.0を下回り、ストラテジーの時価総額は保有ビットコイン価値を下回るディスカウント状態となっている。ビットコインが5万8000ドルまで下落したことで、1BTC当たり平均7万5680ドルで取得した847,363BTCの保有分に対する含み損は140億ドル超に拡大した。キャッシュフローへの圧力も強まっており、ストラテジーの優先証券に伴う年間配当負担は2026年初めの3億ドルから12億ドルへ増加。現金準備は年初来で38%減少し、配当カバレッジは約14カ月まで低下した。同社は6月初旬に4年ぶりとなるビットコイン売却も実施し、最近では3億3550万ドルの増資資金のうち3億ドルをビットコインではなく現金として確保した。