SpaceX、IPOから1カ月足らずでNasdaq-100入りへ

SpaceX、IPOから1カ月足らずでNasdaq-100入りへ

ナスダックは、イーロン・マスク氏の同社が7月7日に同指数へ採用されると確認した。JPモルガンは、この動きにより43億ドルのパッシブ資金流入が見込まれると試算している。

ファクトチェック
ロイターとCNBCの報道はいずれも独立して、ナスダックが2026年6月26日にSpaceXを7月7日付でNasdaq-100に採用すると発表したことを確認している。これは6月12日のIPOから1カ月足らずでの採用である。ロイターはさらに、主張で挙げられたJ.P. Morganによる43億ドルのパッシブ資金流入予想を明確に裏付けている。主張の特徴的な要素である7月7日の採用日、ナスダックによる確認、IPO後1カ月未満という時期、43億ドルの資金流入予想はいずれも、これらの一次情報源によって裏付けられている。
    参考12
要約

SpaceXは6月12日の上場から1カ月足らずの7月7日にNasdaq-100に加わる見通しで、ハイテク株中心の同指数としては最も早い採用事例の一つとなる。ナスダックはこの採用を確認しており、InvescoのQQQやQQQMなど、指数に連動するファンドや上場投資商品がベンチマークの構成銘柄見直しに合わせてリバランスを行うため、買い需要が発生するとみられる。 JPモルガンは、この動きにより43億ドルのパッシブ資金流入が生じる可能性があると試算した。モーニングスターのマイケル・フィールド氏は、迅速な採用は投資家需要の強さを反映していると述べた一方、同社はこの株式を割高とみていると付け加えた。SpaceXは過去3年間で大幅損失と小幅黒字の間を行き来しており、昨年は49億ドルの純損失を計上した。 今回の変更は、収益性や上場からの日数、浮動株比率など、新規上場企業に関するナスダックの緩やかな指数採用基準も浮き彫りにしている。対照的に、S&Pグローバルは今月、S&P500を含む主要指数への採用基準を変更しないとし、SpaceXの採用検討には少なくとも12カ月待つ方針を示した。

用語解説
  • Nasdaq-100: ナスダックに上場する非金融の大型100社で構成される株価指数。
  • passive inflows: 指数連動ファンドが買い付ける必要があるため、自動的にその銘柄に流入する資金。
  • public float: 市場で一般投資家が売買できる企業の株式部分。