全額現金による提案は、2026年6月25日のナガロ株の影響排除後終値に対して約140%のプレミアムとなり、買収完了後にはフランクフルト市場での上場廃止を目指す計画も含む。
パーシステント・システムズは、完全子会社のGalaxy Germany Holding SEがナガロとの事業統合契約の締結を受け、ナガロSEの発行済み全株式を対象に1株当たり81ユーロの現金による任意の公開買付けを実施する計画であると発表した。ナガロの経営委員会と監査役会は本取引を支持しており、公開買付説明書の精査を条件に応募を推奨する意向である。 パーシステントはまた、ナガロの筆頭株主の投資会社であるLantano Beteiligungen GmbHと、自己株式を除く約21%の保有株式を同じ買付価格で取得する拘束力のある契約も確保した。これは通常の規制当局承認を条件とする。ナガロの経営委員会メンバーも、自らの保有株を応募する意向を表明している。 両社によれば、統合後は売上高ランレート約29億ドル、40超の国・地域で従業員4万6000人超を擁する、AI主導のデジタルエンジニアリングおよびエンタープライズ近代化グループが誕生する見通しである。パーシステントは、今回の提案が2026年6月25日時点のナガロ株の影響排除後終値に対して約140%、3カ月の出来高加重平均株価に対して約94%のプレミアムに相当するとした。公開買付けの成立には、発行済みナガロ株式総数の50%プラス1株の応募が必要で、ドイツ連邦金融監督庁BaFinが公開買付説明書を承認した後に開始される見込みであり、完了は2026年10-12月期または2027年1-3月期を見込む。 パーシステントは、買収完了後2年間は支配契約および損益移転契約(DPLTA)を締結する意向はないとし、ナガロの経営委員会と歩調を合わせ、可能かつ法的に実行可能な限り速やかにフランクフルト証券取引所の規制市場(Prime Standard)からナガロ株を上場廃止にする方針を示した。パーシステントの単独財務アドバイザーはバークレイズ、ナガロの単独財務アドバイザーはJ.P.モルガンが務める。