
イランが米国との暫定和平合意の下でホルムズ海峡の航行管理に関する排他的権限を持つと表明したことで、ペルシャ湾の供給リスクと市場変動への懸念が強まり、原油相場は上昇した。
イランは、ホルムズ海峡を通航する外国船舶に指定航路の使用を義務付ける新たな海事規則を導入した。同時に、米国と締結した暫定和平合意の下で、同海峡の航行を管理する排他的権利を有すると表明した。アッバス・アラグチ外相は、米国との数日間にわたる応酬攻撃の後の日曜日にこうした見解を示した。今回の動きにより、主要な海上輸送の要衝を通る原油供給が混乱する可能性への懸念が改めて強まった。2349 GMT時点の終盤取引では、期近のWTI原油先物は0.8%高の1バレル69.78ドル、期近のブレント原油先物は0.4%高の72.27ドルとなった。ANZリサーチは、市場がペルシャ湾からの原油供給の早期回復を前提とした見方を見直す可能性が高いと指摘した。