東京市場の序盤で円安がインフレ懸念を一段と強めるなか、JGB先物は下落した。投資家は約2.8兆円の2年債入札にも注目した。
東京市場の序盤で日本国債は引き続き上値の重い展開となり、原油高で高まっていたインフレ懸念に円安が拍車をかけるなか、指標となる10年物JGB先物は0.08円安の127.96となった。円安は日本の輸入コストを押し上げる傾向があり、物価圧力を強め、日銀の追加利上げ観測を支える可能性がある。投資家はまた、財務省による約2.8兆円の2年利付国債入札を見守った。SMBC日興証券の望月里沙氏はリポートで、2年債入札は円滑に消化され、2年債利回りの水準は妥当との見方を示した。この日の序盤には、10年物JGB利回りが3.5ベーシスポイント上昇して2.630%、20年物利回りも3.5ベーシスポイント上昇して3.545%となり、JPMorgan Global Markets Strategyのアナリストも、財政拡張とJGB市場における根強い供給圧力を要因として挙げた。