
百度が出資するAIチップメーカーの昆侖芯が香港上場の準備を進めていると報じられた。ロードショーでの配分は、大口のチップ購入も約束する投資家が優遇されるとされ、中国が国内半導体生産能力の強化を進めている実態を浮き彫りにしている。
昆侖芯が香港で新規株式公開を目指しており、企業価値が500億ドルに達する可能性があるとの報道を受け、百度株は8%超上昇した。百度は昆侖芯の58%を保有しており、同社はこれまで最大20億ドルの調達を目指していると報じられていた。関係者によると、想定されるロードショーでの配分は、IPO応募額の3倍から7倍相当のチップ購入に応じる投資家が優遇される見通しで、昆侖芯が百度以外の外部顧客への展開を拡大していることを示している。今回の上場計画は、AIハードウェア需要の高まりと、技術摩擦が続く中で中国が国内半導体サプライチェーンの強化を進めていることを浮き彫りにしている。