
スペインのEU基準のインフレ率は6月に3.6%で据え置かれ、予想を上回った。一方で、ユーロ圏統計の発表を控え、フランス、ドイツ、イタリアでは予想を下回る伸びが報告された。
スペインの6月インフレ率は予想以上に根強く、EU基準の消費者物価は前年同月比3.6%上昇と5月から横ばいだった。月曜にスペイン統計局INEが公表したデータによると、これはエコノミスト予想の3.4%を上回った。フランス、ドイツ、イタリアがいずれも6月の速報インフレ率で予想を下回る結果となる中、スペインはユーロ圏の主要国で際立つ存在となった。これにより、ユーロ圏全体のインフレ率は鈍化し、欧州中央銀行への短期的な圧力が和らぐとの見方が強まっているが、ロイターは4人の関係筋の話として、小幅な追加利上げの根拠はなお維持されていると報じた。