
ビットコインは6月30日に5万9300ドル近辺で取引され、その後、6万ドル超えに再び失敗した後に5万9000ドルを下回った。ステーブルコイン流入の弱さも、新規の買い需要が限られているとの懸念を強めた。
ビットコインは6月30日、6万ドル超えへの再度の上抜けに失敗した後、5万9300ドル近辺で取引され、その後5万9000ドルを再び下回った。短期的な勢いの弱さが改めて示された。市場心理への圧力となったのは、米ドル高、オプション絡みのヘッジフロー、弱気のプットオプション需要の高まり、ETFからの継続的な資金流出、オンチェーン活動の低迷、ステーブルコイン流入の弱さである。ステーブルコイン流入は、仮想通貨市場に投入可能な資金の流入を示す指標として注目されることが多い。さらに、Strategyの計画がビットコイン売却を伴う可能性も重荷となった。一方、米国とイランの外交再開に向けた動きや原油安を背景に広範なリスクセンチメントは改善したが、ビットコインのレンジ相場には大きな変化をもたらさなかった。