
EUのMiCAの7月1日締め切りが発効する中、加盟国間で認可状況にばらつきがあるなか、認可を受けた取引所は無認可の競合他社の利用者獲得に向け、ボーナスや賞品を打ち出している。
EUの仮想通貨市場規則であるMiCAの下で認可を受けた仮想通貨企業は、6月29日時点でEUおよびEEAの各法域で244社に達した。ドイツが57社で最多、フランスが26社で続いた一方、ギリシャ、ハンガリー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニアでは認可が1件も出ていない。7月1日の期限により、認可を得ていない企業はEU域内での事業停止を求められるため、認可済みの複数の取引所はMiCAの認可を受けていない競合の利用者を取り込む目的で、移管ボーナスや賞品を提供している。制度が域内の競争環境を変え始めていることが浮き彫りになっている。