
ロケット・ラボは、この買収が2027年半ばまでに完了する見通しで、現金部分の資金としてドイツ銀行とウェルズ・ファーゴから36億ドルのブリッジローンを確保したと明らかにした。
ロケット・ラボは、イリジウム・コミュニケーションズの発行済み全株式を、1株当たり約54ドルと評価する現金・株式取引で取得することで合意したと発表した。これにより、企業価値は約80億ドルとなる。イリジウムの株主は1株当たり現金27ドルに加え、54ドル相当のロケット・ラボ株を受け取る予定で、24.1%のプレミアムに相当する。ロケット・ラボは、この取引が2027年半ばまでに完了する見通しで、現金対価の資金調達に向けてドイツ銀行とウェルズ・ファーゴから36億ドルのブリッジローンを確保したと述べた。 今回の買収により、ロケット・ラボはイリジウムの衛星群の運用権と周波数資産へのアクセスを得て、衛星サービス事業の展開を拡大することになる。発表後、ロケット・ラボ株はプレマーケット取引で94.62ドルまで約12%上昇した。一方、Ademi LLPは、支配権変更に伴う利益供与や取引保護条項が株主に不利益を与える可能性があるかどうかを含め、受託者責任違反やその他の法的違反の可能性について本件取引を調査していると表明した。