JPモルガン、Kinexysブロックチェーンを8通貨に拡大し処理額4兆ドル超

JPモルガン、Kinexysブロックチェーンを8通貨に拡大し処理額4兆ドル超

JPモルガンはトークン化された銀行預金の決済を拡大する中、Kinexysがブロックチェーン預金口座ネットワークにアジア太平洋地域の5通貨を追加した。PayoneerやJERA Global Marketsが初期利用者に名を連ねる。

ファクトチェック
J.P. Morgan Paymentsの公式ニュースルームページは、この主張を直接裏付けている。Kinexysはブロックチェーン預金口座にアジア太平洋地域の5通貨(AUD、HKD、JPY、RMB、SGD)を追加し、機関投資家向けに24時間365日の決済とオンチェーンFXを可能にした。CoinDeskも同じ事実を裏付けている。主要な公式情報源と独立系報道はいずれも、この主張と一致している。
    参考12
要約

JPモルガンは、ブロックチェーンベースのプラットフォーム「Kinexys」が、オーストラリアドル、香港ドル、日本円、中国人民元、シンガポールドルをブロックチェーン預金口座ネットワークに追加したことで、対応通貨が8種類に拡大したと発表した。同行によれば、同プラットフォームの取引処理額は累計4兆ドル超、1日当たりの取扱高は70億ドルを上回る。Kinexysでは、機関投資家がJPモルガン預金をトークン化された形で保有し、仮想通貨を使わずに、同行が運営するブロックチェーン上で移動させることで、規制下の銀行システム内でほぼ即時のクロスボーダー決済が可能となる。Payoneerは、クロスボーダー決済や市場間の資金移動のためにオーストラリアドルのサービスを利用する計画だとした。新たに追加された日本円機能の最初の顧客にはJERA Global Marketsが挙げられた。同ネットワークはもともとOnyxブランドの下で構築され、2024年11月にKinexysへ改称された。

用語解説
  • Kinexys: 機関向け決済、清算、トークン化預金サービスのためのJPモルガンのブロックチェーンベースのプラットフォーム。
  • Blockchain Deposit Account: 銀行預金をブロックチェーン上でトークン化された形で表現し、移転や決済を行う仕組み。
  • Tokenized deposits: 仮想通貨やステーブルコインとして発行されるのではなく、ブロックチェーン上でデジタルに表現された従来型の銀行預金。