スーパー・マイクロ・コンピューター株が9%超下落、台湾がチップ密輸捜査を拡大

スーパー・マイクロ・コンピューター株が9%超下落、台湾がチップ密輸捜査を拡大

基隆地検はスーパー・マイクロの台湾事業拠点などを捜索し、6人を召喚した。NVIDIA関連のAIサーバーと規制対象チップの中国への不正流用疑惑を巡る捜査を拡大した。

ファクトチェック
SNS上の2つの情報源は、チップ密輸捜査の拡大を受けて台湾オフィスへの強制捜査が伝わった後、スーパー・マイクロの株価が9%超下落したとの主張を直接裏付けている。WOLF Financialの投稿は、スーパー・マイクロの台湾オフィスを含む複数の個人と企業への家宅捜索について報じたブルームバーグの記事を引用している。信頼性の高いロイターの情報源は、スーパー・マイクロ製AIサーバーの違法輸出を巡る捜査を確認しており、強力な裏付けとなる文脈を提供している。主な弱点は、株価が9%下落したという具体的な数値と強制捜査の事実そのものが、一次報道機関ではなくSNS投稿にのみ依拠している点である。ただし、これらの投稿はブルームバーグを引用している。
要約

台湾当局が、スーパー・マイクロのサーバーを利用して規制対象のNVIDIA製AIチップを中国に密輸した疑いに関する捜査を拡大したことを受け、スーパー・マイクロ・コンピューター株は9%超下落した。基隆地検は月曜日、スーパー・マイクロの現地事業を含む住宅や会社施設を捜索し、6人を召喚した。当局は、輸出や先端AIサーバーの無断転用に絡む文書偽造・変造や背任の疑いを調べている。2026年5月のこれまでの家宅捜索では、規制対象のNVIDIA製チップを搭載したスーパー・マイクロの高性能サーバー約50台が押収されていた。

用語解説
  • AIサーバー: 人工知能の計算処理向けに構築された高性能サーバー。
  • 文書偽造: 虚偽または改ざんされた書類を使用した疑いを指し、この場合は輸出関連記録に関わるもの。
  • AIサーバーのサプライチェーン: 人工知能の計算に用いるサーバーの製造、組み立て、流通、運用に関わるメーカー、組立業者、販売業者、運営会社のネットワーク。