
バークシャー・ハサウェイ会長のウォーレン・バフェット氏は、ゲイツ財団とジェフリー・エプスタインとの関係を巡るウィルマー・ヘイルの調査結果を待つ間、毎年夏の恒例寄付を見合わせている。バフェット氏とビル・ゲイツ氏の関係悪化を示す兆候が一段と強まった。
ウォーレン・バフェット氏は、ゲイツ財団とジェフリー・エプスタインとの関係を巡る調査結果を待つ間、恒例の夏季寄付を延期している。計画に詳しい関係者が明らかにした。95歳のバークシャー・ハサウェイ会長である同氏は、2006年から2025年にかけて同財団に470億ドル超を寄付しており、年内後半に判断を下す見通しで、感謝祭に公表する年次書簡のタイミングになる可能性もある。財団は調査の実施を法律事務所ウィルマー・ヘイルに委託しており、結果は今夏に出る見込みである。今回の見合わせは、米司法省のエプスタイン関連文書の公表後、バフェット氏とビル・ゲイツ氏の関係が冷え込んでいることを示す新たな兆候となった。バフェット氏は3月、文書公表後はゲイツ氏と話していないとし、問題が解明されるまでは「多くを語る」ことに意味はないと述べた。ゲイツ氏は6月、米下院監視委員会で2011年にエプスタインと面会したのは「重大な判断ミス」だったと述べた一方、犯罪行為を目撃したことは否定した。こうした精査は、基金を取り崩したうえで2045年末に閉鎖する計画を進め、今後数年で数百人規模の人員削減を準備しているゲイツ財団にとって重要な局面で起きている。