日本の経産省、新興AI企業に3873億円を拠出

日本の経産省、新興AI企業に3873億円を拠出

日本の経済産業省は、2026年度の開発契約費3873億円により、Noetraなど国内のAI基盤モデル開発企業を支援すると発表した。日本経済新聞は別途、9社に対し最大1兆円の幅広い支援が行われると報じた。

ファクトチェック
ロイター日本版、朝日新聞、ジャパンタイムズはいずれも、Noetra主導の国内AI開発を支援するため、経済産業省が2026年度に3873億円を拠出する方針を確認しており、加えてNEDOを通じて5年間で約1兆円の幅広い支援を行う。中心的な主張は正確である。日本経済新聞に帰属するとされる「9社」という具体的な数字は確認できず、見つかった情報源では、ソフトバンク、NEC、ソニー、ホンダが共同設立したNoetraが選定先であり、40社超の参加が見込まれると説明している。この小さな相違は、十分に裏付けられた中核的主張を損なうものではない。
要約

日本の経済産業省は6月30日、ソフトバンク主導の新会社や国内のAI基盤モデル開発企業に対し、2026年度の開発契約費として3873億円(約23億8300万ドル)を拠出すると発表した。支援先の1社であるNoetraは、ソフトバンク、NEC、ホンダ、ソニーグループが設立した企業で、高度な日本語理解や推論能力に加え、画像、動画、音声、物理空間にまたがるマルチモーダル認識を備えたモデルの構築を目指す。別途、日本経済新聞は、国内で自立したAIエコシステムの構築を推進し、計算インフラ、モデル学習、産業応用を網羅するとともに、海外製モデルやプラットフォームへの依存を減らす取り組みの一環として、ソフトバンクグループ関連会社を含む9社に最大1兆円(約62億ドル)を支援する計画だと報じた。

用語解説
  • AI基盤モデル: 幅広いデータセットで学習され、複数のタスクや用途に適応できる大規模AIモデル。
  • マルチモーダル認識: テキスト、画像、動画、音声など複数種類の入力をまとめて処理し、解釈するAIの能力。
  • 計算インフラ: AIのワークロードを実行するためのハードウェアやシステム。