
6月の資金流出は2024年1月の上場開始以来で最大となり、月間でビットコインが20%超下落する中、償還の大半をブラックロックのIBITが占めた。
Farside Investorsのデータによると、米スポット型ビットコインETFは6月に純流出額が約45億ドルとなり、2024年1月の上場以来で月間実績が最も弱かった。総額は既報と一致した一方、売りがどこに集中したかが明らかになった。ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)が流出額の約35億5000万ドルを占め、これは月間流出額全体の約79%に当たる。こうした資金流出は、6月にビットコイン現物価格が20%超下落する局面で起き、ETF群全体の総資産も約830億ドルから710億ドルへ減少したとされる。年初来の資金フローはなおプラスを維持しているが、6月の数字は、市場下落局面でETF群が相場の下支え役から下押し要因へ転じたことを示唆している。