UBS、2025年の世界の個人資産は10.8%増 100万ドル資産保有者が約100万人増加

年次の「グローバル・ウェルス・レポート」によると、新たな米ドル建てミリオネアのほぼ半数を米国が占めた一方、金融市場の上昇にもかかわらず、多くの国で資産中央値は低下した。

要約

UBSが火曜日に公表した年次「グローバル・ウェルス・レポート」によると、2025年の世界の個人資産は10.8%増加し、近年で最も速い伸びとなった。これにより、世界で新たに約100万人の米ドル建てミリオネアが生まれた。同行によると、この増加分のほぼ半分を米国が占め、44万人超が新たに米ドル建てミリオネアとなった。UBSはまた、昨年ドルがユーロに対して下落したことから、米ドル換算の資産は欧州で不均衡なほど急速に増加したと指摘した。平均資産が広く増加した一方で、2020年以降は格差が拡大しており、多くの国で資産中央値が低下したことで、最も裕福な世帯と一般層との格差拡大が浮き彫りになった。UBSは、世界の資産の92%超を代表すると推計する56市場を分析した。

用語解説
  • 資産中央値: 資産水準の中央値
  • 米ドル建てミリオネア: 少なくとも100万ドルの資産を保有する人々
  • グローバル・ウェルス・レポート: UBSによる家計資産の年次調査