TD Cowen、資本計画受けStrategy目標株価を260ドルに引き下げも買い推奨維持

TD Cowen、資本計画受けStrategy目標株価を260ドルに引き下げも買い推奨維持

Benchmarkは、同社の新たな枠組みで最大12億5000万ドル相当のビットコイン売却が認められたことを受け、Strategyに対する目標株価570ドルでの買い推奨を再表明した。一方で、一部の市場関係者はこの動きに疑問を呈した。

BTC

要約

Strategyが新たな資本枠組みを採用したことを受け、アナリストの見方は分かれた。TD Cowenはビットコイン前提の引き下げを理由に、投資判断「買い」を維持しつつ目標株価を400ドルから260ドルへ引き下げた。一方、Benchmark Equity ResearchはStrategyのクラスA株に対する買い推奨を再表明し、12カ月の目標株価570ドルを維持した。取締役会が承認した「Digital Credit Capital Framework」には、7月1日発効のSTRC年率12%配当、最大10億ドルのクラスA普通株買い戻し、最大10億ドルの優先証券買い戻し、約25億5000万ドルの米ドル準備金、さらに準備金積み増し、優先配当債務の履行、債務返済のため最大12億5000万ドル相当のビットコインを換金する権限が含まれる。この売却権限は約21,000 BTC、すなわち同社保有量約847,000 BTCの約2.5%に相当する。ArcaのJeff Dorman氏やRippleのCEOブラッド・ガーリングハウス氏ら批判派は、この計画に懸念を示した。

用語解説
  • Digital Credit Capital Framework: 準備金、配当、買い戻し、債務返済、限定的なビットコイン売却を対象とするStrategyの資本管理計画。
  • STRC: Strategyの変動金利型シリーズA永久Stretch優先株。更新後の枠組みでは年率12%の配当が設定されている。
  • price target: 一定期間において株価が到達し得る水準に関するアナリスト予想。