ウォール街先物は四半期末で小動き、株式は近年で最強の四半期へ

ウォール街先物は四半期末で小動き、株式は近年で最強の四半期へ

米経済指標の発表を前に米株価指数先物は小幅安となった。一方で、ナスダック、S&P 500、ダウはプレマーケットでの個別株の大きな値動きを背景に、いずれも近年で最大の四半期上昇率に向かっていた。

ファクトチェック
ロイターの記事はこの主張と直接一致している。米株先物は経済指標の発表を前に小動きないし下落しており、S&P500、ナスダック、ダウはいずれも数年ぶりの高い四半期上昇率に向かっている(S&P500とナスダックは2020年以来、ダウは2022年以来で最高)。これに加え、プレマーケットで目立った値動きも見られた。CNBCも同じ四半期の節目とプレマーケットの値動きを独自に確認しており、強い裏付けとなっている。
    参考12
要約

四半期末の最終取引日、米株価指数先物は落ち着いた寄り付きを示唆した。米東部時間午前8時39分時点で、ダウ先物は0.11%安、S&P 500先物は0.06%安、ナスダック100先物は0.07%安だった。軟調な始まりにもかかわらず、株式相場は近年で最も力強い四半期に向かっていた。ナスダックは約20%上昇し2020年以降で最高の四半期成績、S&P 500は14%上昇し2020年以降で最大の四半期上昇率、ダウは13%上昇し2022年後半以降で最高の四半期成績となる見通しである。投資家はJOLTS求人件数とコンファレンス・ボードの消費者信頼感指数を待つ一方、ポルトガルで予定される米連邦準備制度議長ケビン・ウォーシュの発言も注視していた。プレマーケットでは、年間売上高と調整後利益見通しを引き下げたコンセントリクスが24%下落し、四半期売上高の好調を受けてエアロバイロンメントが30.4%上昇した。

用語解説
  • JOLTS求人件数: 米労働市場における求人件数を追跡し、景気の強さや採用需要のシグナルとして注目される経済指標。
  • 調整後利益: 基礎的な事業の収益力を示すため、特定項目を除外して算出した利益指標。
  • オルタナティブ資産運用会社: 伝統的な株式や債券ではなく、プライベートエクイティ、ヘッジファンド、クレジット、不動産などに投資する企業。