スペースXはモバイルサービス向けの地上ネットワーク整備も検討しており、チャーター・コミュニケーションズとの衛星活用提携にとどまらない広範な構想が浮き彫りとなっている。
チャーター・コミュニケーションズの経営陣は、モバイルサービスを巡るスペースXとの提携の可能性について協議してきた。ただ、BNPパリバは、現時点の構想のままでは、米国の無線通信大手3社に代わる現実的な選択肢には程遠いと指摘した。スペースXはまた、通信分野へのより広範な進出も検討しており、事情に詳しい関係者によれば、同社のグウィン・ショットウェル社長は今年初めに投資家に対し、モバイルサービス提供に向けて地上ネットワークを構築する可能性があると説明した。これらの動きは、衛星を活用した接続がサービス提供範囲の拡大や新たな提供形態の支援につながる一方、既存の全国規模の通信事業者に匹敵する規模や機能を実現するにはなお大きな障壁があることを示している。