
非営利団体のSovrightによれば、提供終了となったZEC Wallet Liteの初期利用者は、元の24語のシードフレーズを使って一部のシールドアドレス残高を無料で復元できる。機密性の高い処理はローカル環境で実行される。
Sovrightは6月30日、2022年にZEC Wallet Liteの保守が終了した後、特定のシールドアドレスに残された資金を初期のZcash利用者が回収できるよう支援するArgosを公開した。非営利団体である同団体は、復旧は無料で、元の24語のシードフレーズを使って完了できると説明しており、機密性の高い処理はユーザーのデスクトップ上でローカルに実行される。会長のMichelle Lai氏は、元のウォレットのシードフレーズを保有しているユーザーはアクセスを復元できると述べる一方、影響が及んだのは特定のシールドアドレスに限られるため、範囲の定量化は難しいとした。今回の公開は、Electric Coin Companyの後継となる非営利団体が、長年放置されてきたエコシステム上の「穴」を埋めるために進める広範な取り組みの一環である。Sovrightは最近、Zcashのハッシュパワー集中の緩和を狙ったプライバシー保護型のマイニングプールもテストネットで導入した。