Sovright、取り残されたZcash資金の回収支援へ6月30日にArgosを公開

Sovright、取り残されたZcash資金の回収支援へ6月30日にArgosを公開

非営利団体のSovrightによれば、提供終了となったZEC Wallet Liteの初期利用者は、元の24語のシードフレーズを使って一部のシールドアドレス残高を無料で復元できる。機密性の高い処理はローカル環境で実行される。

ZEC

ファクトチェック
Sovrightの公式Xアカウントによる2026年6月30日付の投稿では、Argosを、元のシードフレーズを用いて旧ZecWallet Liteクライアントに取り残されたZECを回収するための無料ツールとして直接発表しており、この主張と正確に一致する。The Blockの報道も、6月30日の公開と、提供終了したZEC Wallet Lite、およびシードフレーズを用いたシールド残高の回復に焦点を当てている点を独自に裏付けている。主張の主要な要素はすべて、発表元と独立報道の双方によって確認されている。
要約

Sovrightは6月30日、2022年にZEC Wallet Liteの保守が終了した後、特定のシールドアドレスに残された資金を初期のZcash利用者が回収できるよう支援するArgosを公開した。非営利団体である同団体は、復旧は無料で、元の24語のシードフレーズを使って完了できると説明しており、機密性の高い処理はユーザーのデスクトップ上でローカルに実行される。会長のMichelle Lai氏は、元のウォレットのシードフレーズを保有しているユーザーはアクセスを復元できると述べる一方、影響が及んだのは特定のシールドアドレスに限られるため、範囲の定量化は難しいとした。今回の公開は、Electric Coin Companyの後継となる非営利団体が、長年放置されてきたエコシステム上の「穴」を埋めるために進める広範な取り組みの一環である。Sovrightは最近、Zcashのハッシュパワー集中の緩和を狙ったプライバシー保護型のマイニングプールもテストネットで導入した。

用語解説
  • シールドアドレス: 取引の詳細を見えにくくするよう設計された、Zcashのプライベートアドレス。
  • シードフレーズ: 仮想通貨ウォレットへのアクセスを復元できるバックアップ用の単語列。
  • ハッシュパワー: ブロックチェーンネットワークの安全性確保のためにマイナーが提供する計算能力。