
新設するForward Deployed Engineering部門は、顧客チームにAWSのエンジニアを組み込み、本番向けAI導入を加速させる。特に規制産業での展開を重視しつつ、技術コンサルティングや顧客常駐型AIサービスの競争も激化させる。
Amazon Web Servicesは、新たに設けるForward Deployed Engineering部門に10億ドルを投資し、数千人規模のエンジニアを顧客組織内に配置して、本番運用向けの人工知能システムの構築・展開を加速させると発表した。AWSによると、このプログラムは顧客自身のガバナンス枠組みの下で、同社エンジニアが顧客の事業、エンジニアリング、セキュリティの各チームと連携することで、エージェント型AIの導入期間を数カ月から数日に短縮することを狙う。AWSは、このモデルがエンタープライズや規制産業での導入を主眼とし、案件終了後は顧客が独立して運用できる設計になっていると説明した。この動きにより、AWSは実装支援領域へさらに踏み込み、コンサルティング会社や顧客常駐型AIサービス提供企業への競争圧力を強める可能性がある。