当局者によると、サウジアラビアは当初、ラフライダー作戦への基地と領空の使用を認めず、これを受けて米国は同国がミサイル防衛で依存するパトリオット迎撃ミサイルの引き渡し停止を示唆した後、リヤドは方針を転換した。
米国当局者によると、春にサウジアラビアの基地と領空へのアクセスを巡る対立が発生し、ホルムズ海峡の通航確保を目的とする100機超が参加する米軍作戦「ラフライダー作戦」に支障が生じたことを受け、米国は同国での軍事プレゼンス縮小を検討している。米当局者によれば、サウジアラビアの拒否によって計画は停止したが、ホワイトハウスが同国のミサイル防衛に不可欠なパトリオット迎撃ミサイルの供給停止を示唆したことで状況は動いた。サウジアラビアはその後方針を転換したが、この一件は湾岸地域の重要な安全保障協力における信頼を改めて問い直すものとなり、地域の安定と原油市場に影響を及ぼす可能性がある。