日本国債は前日の米国債安を引き継いで下落し、投資家は約2.6兆円規模の10年債入札と年金基金の需要を注視した。
日本国債は東京市場の序盤で売り圧力にさらされた。日本国債と連動しやすい米国債が前日に下落した流れを引き継いだためである。投資家は財務省による約2.6兆円の10年国債入札を前に慎重姿勢も強めた。シティ・リサーチの藤木友久氏は、入札では年金基金の需要が見込まれると指摘したうえで、前年度の財務省の国債管理データで「その他」投資家からの応札増加が示されたことについて、その大半は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)を指す可能性が高いと述べた。直近では10年物国債利回りが1.5bp上昇し、2.715%となった。