2026年6月の仮想通貨セキュリティ被害、7587万ドルへ7.13%減

2026年6月の仮想通貨セキュリティ被害、7587万ドルへ7.13%減

PeckShieldによると、6月の被害は40件で、Humanity Protocolが3000万ドル超と最大だった。漏えいした秘密鍵、旧式化した製品、クロスチェーンでの資金洗浄が主な要因として浮上した。

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ファクトチェック
一次情報であるPeckShieldのX投稿(@PeckShieldAlert)は、この主張の全要素を裏付けている。2026年6月の被害件数は40件、損失総額は7587万ドルで、5月の8170万ドルから前月比7.13%減となった。最大の事案はHumanity Protocolの3100万ドルで、「3000万ドル超」との記述とも整合する。さらに、秘密鍵の侵害、旧式化したプロダクト(Aztec)、クロスチェーンによる資金洗浄も確認している。BeInCryptoとKuCoinのニュースフラッシュ(TheBlockBeatsを引用)も、同一の数値と詳細を独自に報じている。
要約

PeckShieldによると、2026年6月の仮想通貨プラットフォームの被害額は40件のハッキングで約7587万ドルとなり、5月の8170万ドルから7.13%減少した。最大の被害はHumanity Protocolで、マルウェアに感染した開発者端末にバックアップされていた秘密鍵が侵害され、3000万ドル超を失った。Quantstampは、攻撃者が北朝鮮系ハッカー集団に共通するツールや手法を用いたと指摘した。PeckShieldは、流出資金がビットコイン、ソラナ、Hyperliquid、BNBチェーンをまたいで洗浄され、KelpDAO攻撃者に関連する資金と混在していたとし、攻撃主体の重複の可能性を示した。Syscoin Bridgeは不正なSYSトークンの発行で1000万ドル、JaredFromSubway.ethのMEV(最大抽出可能価値)ボットは750万ドル、Secret Networkは467万ドルを失った。Aztec関連の旧式化した2製品、Aztec Payments ProductとAztec Connectも合計約400万ドルの被害を受け、Polymarketの利用者もフィッシング攻撃で300万ドルを失ったとされる。SecondFiとTESSERAはそれぞれ240万ドル、Taiko Bridgeは170万ドルの損失を計上した。6月は、漏えいした秘密鍵、老朽化したコード、クロスチェーンでの資金移動が依然として業界の反復的なセキュリティリスクであることを改めて示した。

用語解説
  • クロスチェーンでの資金洗浄: 盗まれた資金を複数のブロックチェーンネットワーク間で移動させ、追跡や回収を困難にする行為。
  • 秘密鍵: ブロックチェーンのウォレットやアカウントへのアクセスを管理する秘密の暗号資格情報。
  • フィッシング攻撃: 利用者をだまして認証情報を明かさせたり、悪意ある取引を承認させたりするソーシャルエンジニアリング攻撃。