上海の裁判所、2億元規模の仮想通貨外為スキームで5人に実刑

上海の裁判所、2億元規模の仮想通貨外為スキームで5人に実刑

静安区の検察当局によると、仮想通貨を使った越境マッチング業務は3年間続いた。被告5人に懲役刑が言い渡される一方、上海の外為当局は関連調査に着手した。

ファクトチェック
静安区人民検察院の公式発表と独立系メディア(mpaypass.com.cn、PANews、BlockBeats)はいずれも、主要な主張の要素を確認している。すなわち、上海・静安で仮想通貨を用いた越境「対敲」による200M yuan超の違法外為スキームが3年間にわたり行われ、5人の被告が違法経営罪で2年6カ月〜6年の実刑判決を受け、国家外為管理局(SAFE)上海支局に送致され、立件されたという事実である。金額と事実関係は、一次・二次の各ソースで整合している。
要約

上海の裁判所は、3年間で2億元超、約2億9000万ドル規模に上る仮想通貨を利用した越境外為事件で、被告5人に判決を言い渡した。静安区人民検察院によると、この業務は違法な外貨両替を目的とした越境マッチング方式を用いていた。懲役刑は2年6カ月から6年に及び、別の4人には相対不起訴が適用された。上海の外為当局も調査を開始しており、仮想通貨に関連する越境資本移動や無許可の外為業務に対する中国当局の監視が続いていることを浮き彫りにした。

用語解説
  • 越境外為スキーム: 認可された外国為替チャネルを通さずに、国境をまたいで資金を移動させる仕組み。
  • 越境マッチング方式: 異なる法域の当事者同士を組み合わせ、正式なチャネルを介さずに送金や交換を完了させる手法。
  • 相対不起訴: 一定の状況の下で起訴を見送る判断。