Sivers Semiconductors、InPレーザー能力拡大へ7億SEKを調達

Serenityは、この資金調達が拡張計画を支えるものであり、Siversがデュアル上場の従来の検討段階を超え、今後数四半期でNasdaq上場手続きの完了を目指す方針になったと述べた。

要約

Sivers Semiconductorsは約7億SEKの増資を完了した。Serenityによれば、需要は募集額の数倍に達し、調達額は当初計画をやや上回った。調達資金は生産能力拡大、財務基盤の強化、研究開発に充てられ、その大半はInPレーザーと光増幅器の能力増強、およびファブライト体制の立ち上げ支援に向けられるという。資金調達価格は1株57SEKで、足元の株価である63SEK前後を下回ったが、Serenityは機関投資家の資金流入に伴い株価の下支えにつながる可能性があるとしている。さらにSerenityは、Siversが今後数四半期でNasdaq上場手続きを完了する計画を明らかにしたとし、より明確な時間軸を伴う実行段階への移行を示したと指摘した。これは、同社が4月時点ではデュアル上場を検討している段階にとどまるとしていた状況からの変化であり、Serenityはこれに先立つPCAOB監査対応の強化や年次報告の遅れも、米国資本市場への進出を進める兆候とみている。

用語解説
  • InPレーザー: 光通信で用いられるリン化インジウムベースのレーザー
  • ファブライト: 自社製造を限定的に行う生産モデル
  • PCAOB監査: 米国公開会社会計監視委員会の基準に準拠した監査