コモンウェルス・フュージョン・システムズ、UKAEAの2億2000万ポンドのトリチウム・ブランケット計画に参加

コモンウェルス・フュージョン・システムズ、UKAEAの2億2000万ポンドのトリチウム・ブランケット計画に参加

米マサチューセッツ州デベンズに拠点を置く核融合企業が、LIBRTIに参加する初の海外企業となり、カルハム・キャンパスにあるUKAEAのブランケット試験インフラへのアクセスを得る。

ファクトチェック
複数の独立した権威ある情報源がこの主張を裏付けている。UKAEAの公式ニュースルームページとGOV.UKのプレスリリースはいずれも、2026年7月1日にCFSが、トリチウムの純生産を目的とする2億2000万ポンドのLIBRTIプログラム(Lithium Breeding Tritium Innovation)における初の国際パートナーになったと明記している。PR Newswireの発表とCFS自身のニュースルームも、CFSがカルハム・キャンパスのブランケット試験インフラへのアクセスを得ることを裏付けている。主張の各要素、すなわち2億2000万ポンドという金額、トリチウム増殖ブランケットへの注力、初の国際参加者という地位、カルハム・キャンパスという所在地は、いずれも直接裏付けられている。
要約

コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS)は、商用核融合エネルギーに向けた正味トリチウム生産の実証を目的とする英政府の2億2000万ポンド規模の取り組み、英原子力公社(UKAEA)の「Lithium Breeding Tritium Innovation(LIBRTI)」プログラムに参加する初の海外企業となる。この合意によりCFSは、核融合関連条件下でのトリチウム・ブランケット技術の開発と検証に向け、カルハム・キャンパスにあるUKAEAのブランケット試験インフラ(カスタマイズされた大規模中性子源を含む)に早期アクセスできる。CFSは2018年にマサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンアウトし、これまでに30億ドル超の民間資本を調達している。同社によれば、この取り組みはSPARC実証機の建設を進める中でARCブランケット・システムの設計支援を目的とし、2030年代前半には米バージニア州の初号機となるARC核融合発電所での発電開始を目指す。UKAEAは、この協業が4月の国王による米議会演説を受けた機運を土台としていると述べた。

用語解説
  • トリチウム・ブランケット: トリチウム燃料を増殖する核融合炉内の領域
  • 正味トリチウム生産: 原子炉の使用量を賄うのに十分なトリチウムを生産すること
  • トカマク: 強力な磁石を用いるリング状の核融合装置