
ベルリン政府は、KNDSが将来的な株式市場上場を引き続き検討すると見込んでおり、同社がドイツの安全保障上の利益にとって重要であるとして、40%の持ち分取得計画も維持すると表明した。
KNDSは、市場環境が改善するまでフランクフルトとパリで計画していた新規株式公開を延期した。一方、ドイツ政府は、仏独の防衛大手が株式市場デビューを改めて検討すると引き続き見込んでいると述べた。ベルリン政府は、同社の将来を巡りフランスと連携する意向を維持しており、KNDSがドイツの安全保障上の利益にとって重要であるとして、40%の持ち分を取得する合意も維持するとした。レオパルト2戦車とカエサル自走榴弾砲を製造する同社は今週、条件が整い次第IPO手続きを再開すると表明した。棚上げされたこの案件は、近年の欧州防衛分野で最大級の上場案件の一つとなる見通しだった。延期の背景には欧州防衛株の変動性があり、KNDSが120億ユーロ(137億ドル)超の評価額について投資家の支持獲得に苦戦していたとの先行報道もあった。これに先立つロイターの報道では、想定評価額は約150億ユーロ(170.7億ドル)とされていた。