
927ページに及ぶ米倫理関連開示書類により、2025年のトランプ大統領関連口座で2万1000件超の取引があったことが判明した。4月の関税ショックによる相場急落時の大規模な買い、ホワイトハウスのAIアクションプランに関連したテック株購入、さらに後にICEによる契約追求が報じられたAxonへの2月の投資が含まれていた。
ドナルド・トランプ大統領の2025年年次資産開示では、トランプ大統領関連口座における証券取引が2万1000件超に達し、一部報道とフィナンシャル・タイムズの分析では2万2000件超とされた。米政府倫理局への拡充版開示書類には、主要な政策局面の前後に集中した買いが詳述されており、関税主導の相場下落局面だった4月8日に327件の株式購入、ホワイトハウスのAIアクションプラン発表日に大型テック株の大口購入、さらに2月にはAxon株を最大500万ドル購入していたことが示された。Axonへの投資から数週間後、CNBCは米移民・関税執行局(ICE)がAxonとの2億2000万ドルの契約を模索していたと報じた。こうした開示は利益相反を巡る議論を強めたが、ホワイトハウスは利益相反を否定し、トランプ大統領は資金運用は外部の運用者が担っていると述べた。