
独防衛スタートアップは、シリーズDで調達した資金を生産拡大、サプライチェーン強化、ソフトウエアとAIへの投資に充てるとした。軍事技術への投資家需要は加速している。
ドイツの防衛技術企業クオンタム・システムズは、シリーズDラウンドで12億ドルを調達し、投資後評価額は約80億ドルとなった。自律型軍事システムを開発する企業への投資家支援の拡大が続いている。 同社は陸・空・海向けの無人システムを手がけており、今回の資金調達はブラックストーン、Noteus、エアバス、Adventが共同主導し、Bond、Fidelity Management and Research Company、Balderton、HV Capitalも参加した。 クオンタム・システムズは黒字経営であるとし、新たな資金は生産能力の拡大、サプライチェーンの強靱化、同盟国市場での納入拡大、ソフトウエアとAI能力への継続投資に充てる方針である。 Dealroomによると、防衛テック企業の資金調達額は今年これまでに過去最高の174億ドルに達し、2025年の112億ドルを上回った。 クオンタム・システムズは、自社システムがウクライナで配備され、2025年に同国で1万9000件超の任務を遂行したとし、ドイツ、ウクライナ、米国、オーストラリア、ルーマニア、英国、バルト諸国で生産体制を拡大していると述べた。